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大きなエビフライ。
ほおばって食べたいですね。
有頭エビはお正月だけなんて言わないで、時々はこんな贅沢なエビフライをタルタルソースを一杯かけて食べてみましょう。エビ味噌も詰まっていますよ。
豊かな気分になるに間違いなしです。
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エビフライの材料 料 |
【用意するもの】(2皿分)
■有頭エビ 4尾
■フライの衣 (小麦粉 適量 パン粉 適量 卵 1個 塩 コショウ)
■タルタルソースの材料 (マヨネーズ 大さじ 4はい 玉ねぎ 1/4個 キュウリ 1/4本 ゆで卵 1個 パセリ 適量 塩 コショウ)
■付け合せの野菜、レモン(半分) |
エビの下処理 |
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エビを流水できれいに洗います。
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口ばしとひげをキッチンバサミで切り落とします。
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尾の先を切り落とします。 |
尾の上の尖った部分切り落とし、擦って水分を抜きます。 |
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竹串を背に入れ黒い管のワタを取り除きます。 |
人差し指の先についているのがワタです。 |
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エビの腹脚(ハラ部分の足)と殻をむきます。 |
頭と胸脚(胸部分のハサミと足)が取れないように気をつけます。 |
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腹側に数本切れ目を入れ、指でグッと反らせます。 |
キッチンペーパーでよく水気をふき取ります。 |
エビフライの衣を付ける |
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エビ全体に小麦粉をまぶします。(その際に腹に入れた切れ目の部分にもしっかりと小麦粉をまぶします。 |
溶き卵とパン粉を用意します。。 |
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溶き卵を中心部分だけに付けます。尾と頭に付けないように気をつけます。(切れ目の部分にはしっかりと付けます) |
切れ目がある腹の部分だけ、もう一度溶き卵を付け、パン粉を付けます。(これで揚げた際に曲がることはありません) |
タルタルソース、野菜を用意する |
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固ゆで卵を作ります。(水から茹でて13分) |
卵、玉ねぎ、キュウリをなるべく細かいミジンに切ります。 |
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マヨネーズとパセリをみじん切りしたものに加えます。
塩、コショウ、レモンで好みの味付けにします。 |
野菜、レモンを皿に盛り付けます。
この日は千切りキャベツ、ベビーレタス、イタリアンパセリを用意しました。 |
エビフライを揚げる |
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170℃の油で揚げます。
(最初に泡が大きくなります)
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泡が小さくなり、落ち着いてきたら揚がっています。箸で持ち上げるとバチバチと振動しています。 |
エビフライを盛り付けます |
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用意したお皿にエビを2本並べ、タルタルソースをかけます。 |
フライを切ってみるとこんなに肉厚です。
頭に詰まったミソも美味です。 |
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【猫の薀蓄16】
【ことわざ】
エビで鯛を釣る
エビで鯛を釣るっていいますよね。
”わらしべ長者”のお話と同じです。
この諺の意味は「少しの事柄や努力で、大きな事や利益を得ること」をいうのですが、ここにあるエビはブラック・タイガーですが、伊勢海老や上等の車海老はこの諺にはあてはまりませんね。
この諺は下のコラムのような小さいエビを指します。 |
【猫のひとことコラム16】
エビといえば思い出します
釣りをする、どちらかというと小物釣りをする釣り師さん達は小さいエビを食べるのを嫌がります。
特にカップラーメンのエビ!!
これは完全にエサでだと言い張るのです。
あれを食べると釣られる気分になるというのではなく、釣り師はエビ独特の臭さが嫌なのですよ。
某釣具(たぶん日本で一番大きな釣具屋さん)に、何年かパートで勤めていたshinnrikoです。
ここで、お兄さん達に釣りの仕方や、釣具の選び方をよく教わりました。そこで雇ってくれた若くてカッコよい店長、今は東北方面に居を移してしまいましたが、お昼にスタッフルームで一緒に食事を取ると、決まってジャンボのカップラーメンを食べるのですが、この中に入っているエビを箸で一ずつ取り出して、起用にいつも机に並べていました。「釣りのエサは食べない、釣りのエサは食べない」と言ってね。
何となく幼稚ぽくもありますが、気持ちはよく判ります。
エビ類はとにかく臭います。魚の臭さとは別の何ともいえない臭いです。
実はこの臭いにつられて魚達は寄ってくるわけです。
エビでもそうなのですから、アミエビを食べるなんて信じられませんね。よくあるでしょ!『アミの塩辛』なんて地方の海産物売り場にならんでいる奴ですよ。
はっきり言います。あれは魚の餌です。アジ釣りをするとコマセを撒きますが、これが手に付いたら、石鹸で二度洗いしても取れません。
好き嫌いになるって、趣味のこんなことからでもなるのですね。 |
【猫の薀蓄17】
ブラックタイガー
クルマエビ科の海老ですが、車海老より、大型化する海老です。
和名をウシエビと呼び、日本でも生息しているエビのようですが、日本での漁獲量は少なく、東南アジアでの養殖エビの輸入が主流です。
東南アジアでは盛んに養殖され、一時は養殖池の使い捨てによるマングローブの林が絶滅するなど、悲しい話もありますが、現在は養殖池を使い捨てるのではなく、長期にわたって使用する技術が導入され、またマングローブの植林も盛んにおこなわれているようです。
何はともあれ、天然の魚介類の漁獲高が伸び悩む中、養殖の技術が向上することが必要です。
エビが食べられなくなるなんて、悲しいですから。
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【猫の薀蓄18】
名古屋人とエビふりゃー
名古屋といえば、味噌カツ、味噌煮込みうどん、ひつまぶし、エビフライ。と思いきや、どうやら、エビフライの消費量はそんなにも高いものではないのだそうです。
小エビを使ったエビせんべいなどは三河や知多半島などで生産され、生産量日本一となっているものの、エビフライはもともとは名古屋の料理ではなかった!?ということです。
どうやらタモリさんが、エビフリャーといったことが始まりだということで、それを逆手に取った業者がエビフライを有名にした。ということらしいです。
名古屋人はエビフライが特別に好き!という話は嘘ということですね。
もちろん個人的に好きな人は多いでしょうけれど。
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