猫のshinnrikoです。 猫は主婦です。気ままに主婦しています。 猫ですから魚釣り大好きです。 猫の家の料理、猫の夫婦のお魚釣り記、その日のアレコレを紹介しています。 |
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春を呼ぶ魚 メバルです。
春を呼ぶメバルです。
冬から春にかけてがよく釣れる時期ですが、やっぱり春になるとメバルを食べたくなります。
他の白身魚にはない繊細で柔らかな味が何とも春らしい魚です。
煮汁を煮詰めずに薄味に。
そっと身の味を楽しむ。
あとから煮汁の味が舌についてくるぐらいの煮方が美味しい魚です。
材料の用意 料 【用意するもの】
メバル
長ねぎ(青ねぎでも、白ねぎでも)
小松菜(菜花があれば菜花が良いですね)
煮汁
日本酒150cc みりん50cc 醤油 50cc
砂糖大さじ3 水100cc
釣り魚のメバルは赤メバルが1匹、黒メバル3匹でした。赤メバルの方が身が柔らかい?
メバルの下ごしらえ メバルのウロコを取ります。
ウロコ取が便利ですね。エラを引き抜きます。 腹を開き内臓を取り出します。 エラと内臓を取り除いてきれいになりました。 メバルの煮方 皮に切れ目を入れます。
(今回入れたにもかかわらず不本意にも皮が破れてしまいました。皮はとても柔らかいですね)煮汁の調味料を合わせ沸騰させます。 魚の臭みを取るために、沸騰直前のお湯にくぐらせましたが、ここで皮が破れてしまいました。
(ここではざるに並べてお湯をかけるのみにしておいた方がよさそうです.次回改変します)6の煮汁の中にくずれないように並べます。 ネギは5センチくらいの長さに切ります。
(今回はネギを入れましたが、たけのこを入れれば春らしいですね)ネギを入れ、クッキングペーパーで落し蓋を作ります。
真ん中に蒸気の出る穴を開けておきます。
約7分煮ます。
煮揚がる直前に小松菜(菜花)を入れます。 お皿に、小松菜、ネギ、メバルを並べます。 皮が破れて見栄えは悪いのですが、新鮮なメバルほど、皮がパリッと敗れるのだそうです。
さすが釣り魚、新鮮さだけは負けません。
黒メバル、赤メバルと両方食しましたが、赤メバルの方が圧倒的に柔らかです。口の中で身がとろーと溶けていきます。
この料理は煮汁も一緒に食べる煮方をしています。春のメバルらしく、柔らかで薄味な煮方です。煮汁をかけて、出来上がりです。
【猫のひとことコラム6】
春告げ魚(メバル)
メバルを漢字で書くと『目張(眼張)』と書きます。目ががまん丸で、見張っているような眼だからだそうです。確かに水晶のような眼がキラキラと光っています。
『春告げ魚』というのは雅言です。
歌を詠む時に使う言葉ですが、何とも美しい呼び名です。メバルにとってはどちらでもいいのでしょう。ただせめてものその美しい呼び名で呼んであげたいものです。。
たけのこが採れる頃に美味しくなる魚で、どちらも春らしく繊細な煮方をして食したい食材です。
(→たけのこの煮方はこちら)
メバルにはアカメバル、クロメバル、シロメバルの3種類に分類されるそうです。(2008年に確定されたそうですので、まだ新しい考え方ですね)
胸びれを支えている小骨のような「軟条」を数えると「アカ」は15本、「クロ」は16本、「シロ」は17本というふうに分類されるそうで、左写真のメバルたちも数えてみればよかったですね。
しかしながらわざわざ数えなくっても、色はやっぱり違って見えます。
よく釣りで釣れるのはクロメバルですが、赤メバルも時々釣れるものですから、その時には、ちょっと歓声をあげさせていただきます。
日本中、季節にかかわらずどこでも釣れる魚ですが、旬は冬から春です。
何年か前の春近い頃、東京湾の東扇島の波頭で、30センチはあるメバルを細いヘチ竿で釣りあげました。
すでに夜半、LEDのヘッドライトに映し出されたのはまことに美しい眼をした大きなメバル。
東扇島のどんよりとぬめっとした水面から出現した美しいクロメバルに心躍らせましたが、この海で釣れた魚を食べるのは少し勇気が必要です。
とはいえ、釣り上げたのですから、意を決して、刺身にして食べてしまいました。
まことに美味極まりない味でした。
ここに写っているメバルはご安心あれ、大分県四浦半島の美しい海で釣り上げた。メバルたちです
メバルの煮付け
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